一本釣り

久々にネットに帰ってきたら、つきにゃんに一本釣りされたよという話。
というわけで久々の読書感想文です。
今回ははやみねかおる「名探偵と封じられた秘宝」です。
うっかり出ているのを見逃していました。つきにゃんありがとう。

覚えている限りで言えば、友人から薦められて読んでみた似鳥さんや、有川さんのキケンはとても面白かったですし、西尾の今日子さんも読んでしまいました。
他にも読んだ本は何冊かあるのですが、割愛します。
次は綾辻さんと森さんに挑戦したいところ。こちらも薦められた本なのですが。
そんなわけで、おすすめミステリがあったら教えていただければ、読む可能性は高いです。

加えて、少し執筆意欲がわいてきたので、こちゃこちゃ短編を今書いています。
多分書き終わったらここで公開しますので、よろしくです。

前置きが長くなりました。続きはmore以下で。






*この先、ネタバレ注意です。

さて。久々のこのシリーズの新作。「名探偵と封じられた秘宝」
今作でも、年齢不詳、意地汚くて記憶力の悪い、でも誰もが認める名探偵夢水清志郎が、小さな探偵伊緒ちゃんと謎解きをしていきます。
今作が今までと異なるのは、20周年記念と題し、はやみね作品のキャラクターが勢ぞろいしていることでしょうか。
はやみね作品を追いかけ続けているファンとしては、要所要所に出てくる懐かしい面々に、思わずほっこりしてしまいました(まぁ、メインが虹北商店街なので、おのずとメンバーが限られてしまうのが、残念と言えば残念ですが)
個人的には若旦那がいただけで満足です←

また、印象的だったのは、恭介がいなかったことでしょうか。
一つの作品に名探偵は二人もいらない。そういうことなのかな。
はやみねさんの作品の中の名探偵たちは、いつもあっさりと謎を解いてしまいます。
けれども、皆真相を言いたがりません。
それは彼らが、赤い夢の住人だから。
好ましくないものまで全部ひっくり返して、真相を明らかにする。そんな無粋な真似は、名探偵にはできないのでしょう。
みんなを幸せにする仕事。改めてそれを感じ取ることが出来たような気がします。

余談ではありますが、新シリーズになってから絵師様が変わったんですよね。
佐藤友生さん。お名前を最近見かけたばかりだなと思っていたら、金田一のスピンオフ、明智警部の事件簿を描いていらっしゃる方でした。
この作者さんの初期作、妖怪のお医者さんを読んでいた身としては、なんだか嬉しくなってしまいました(残念ながらシャードックの方はおえていません。機会があったら読みたいものです)
この方の手で描かれる教授をはじめ、見知った顔達が、なんとも新鮮で。
けれども、どこか寂しい気もして。これが年を取るということなのでしょうか。

いつの間にかすっかり亜衣ちゃんたちの年齢を追い越してしまいましたが、まだまだ赤い夢を見続けたいところです。


追記
そうそう、つきにゃんがこの作品を読んで、僕の作品の集大成を書いたらこんな感じになるのかな、と言ってくれたんです。
現在不定期連載中のSeasons afterwardsは、まさにこのような位置づけなので、今後こんな風に作品をリンクしていけたらなと思っております。
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by hayabusa-l19-96 | 2014-12-22 23:24 | 感想