人気ブログランキング | 話題のタグを見る

季節に関わらず

読書の秋とかもはや関係なく、一定のペースで読んでます。
おはにゃです。
という訳で、たまには真面目に感想文でも。
今回は海堂尊さんの「ひかりの剣」、東野圭吾さん「仮面山荘殺人事件」「ゲームの名は誘拐」の3冊をご紹介したいと思います。
ネタばれ注意で。

でにゃでにゃー。




・ひかりの剣
まぁ、速水さんが出てるので思わず買ってしまったのですが(ぇ
このお話はいつもの医療ものとは違って、完全に剣道の話です。
ただ、医学生時代の速水さんやその他先生たちの若い頃が見られるという作品。
何が良いかって、そりゃやっぱり高階先生の腹黒さ具合。←
そしてこの話はブラック・ペアンの方も読んでると少し面白いかも。
まぁ、海堂さんの作品は皆どこかでつながっているので、全部読んどいた方が確実に面白いです。
そんなこんなで、若き日の速水さんvs清川さんは見物です。

・仮面山荘殺人事件
主人公の奥方の死からしばらくして、その親戚等一行はとある別荘に訪れる。事件の真相を疑う中、山荘に強盗が押し入り、徐々に昔の事件の謎に迫っていく、というような話です。
帯に、「スカッと騙されてみませんか?」と書いてあったのですが、まさしくその通り。僕は完全にだまされました。まぁ、途中で違和感は感じてましたが。
でも面白かったです。
ちなみに、何故出たての本ではなく、文庫化されてしばらく経った本を買ったかというと、まぁ読む本が無くて困っていただけなのですが。
それでも、本棚の中から自分好みそうな1冊を探す作業って、楽しいですよね。

・ゲームの名は誘拐
こちらはタイトル通りな感じ。
主人公が仕事の責任者から外された復讐のために、社長令嬢を誘拐する、というお話です。
解説に「誰も良い人が出てこない小説」というような事が書いてあったのですが、確かにその通り。
普通、誰かしらに感情移入したり、同情したりするのに、このお話ではそういうのが全く、と言って良いほどないです。
ちなみに、真相は半分手前ぐらいで予想はついたのですが、それでも面白いと思いながら最後まで読めました。


では、この辺で―。
by hayabusa-l19-96 | 2010-10-14 08:27 | 感想