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ほん

昨日ちらっと予告しましたが、神永学さんの「コンダクター」「怪盗探偵山猫」を先日読了しましたので、その感想でも。
なんでこのタイミングでその二冊? と思われるかもしれませんが、それには理由がありまして。
実はこの本、両方とも角川文庫から出ているのですが、角川文庫と言えばそう、ストラップ(ぇ
という訳で、フェアでやってた(今もまだやってるんですかね?)それ欲しさに購入。
なんというかとても不純な動機で購入しましたが、でも面白かったですね。
個人的には山猫の方が好きですが、でも両方とも続きがありそうなので楽しみですね。
詳しい感想はmore以下で。

でにゃでにゃ。





あ、ネタばれ注意です。

・コンダクター/神永学
なんというか怖い、と思いました。
人間関係が崩れていく感じ。その裏で蠢く陰謀。暗躍する人々。
でも実は同一人物だとは思わなかったなぁ。いや、刑事さんが違うってのは分かったんですが。
最後まで読んだからこそなんとなく救いもありましたが、七日目までしか読まなかったら恐怖で押しつぶされていただろうな、とか思いました。
これは最後の方は絶対一気読みするべきですね。
天罰というか天誅というか。悪い事はするもんじゃないですね、という感じでしょうか。
あと、人の心をお金や策略で手に入れられると思ったら大間違いだよ、みたいな。
惹かれ合って一緒にいたいと思うから一緒にいるのにね。
そしたら誰が現れようとも動揺なんてしないのに。
そんな感じで、まさしくコンダクター。この物語は、彼の掌の上にありました。

・怪盗探偵山猫/神永学
怪盗のイメージが若干崩れかけるかもしれませんが、軽薄な適当品の無い男は演技だって信じてる。
そのぐらい、真剣な時は格好良いんですよね、山猫。
ちらっと後藤刑事がでてきたり、と八雲との関連も匂わせていたので、今後八雲と山猫が対決、もしくは共闘するような機会があったら面白いのに、というかむしろ期待! と思っていたり。
暴力沙汰やら人の醜いところなど色々ありましたが、でもそれも含めて人間だよな、と改めて思ったり。
うーん、奥が深いぜ。
個人的にはさくら先輩が一番好きです。可愛い。

そんな感じでこれから集中講義なので最後適当になってしまいましたが終わりです!
またなんか読んだら書きますねー。
でにゃでにゃ。
by hayabusa-l19-96 | 2011-08-08 09:03 | 感想